ヒューマンネットワークグループ代表 齋藤伸市ブログ

人を叱る

人を叱ることなく、
全てが順調であればそれに越したことはありません。
でも、どうしても叱らなくてはならない場合があります。

ここで言えることは、
叱る人は相手に改善される期待があるからこそ、
叱るのではないでしょうか。

(年中怒っている人は別でしょうが)
叱った後に複雑な心境になるものです。
叱る側も精神的に負担があり、
それなりの覚悟を持っているといえるでしょう。
そして、叱ったことが気になります。

ちょっと、言い過ぎたかな...。
ちゃんと、主旨を理解してくれたかな...
とか、いろいろな思いが頭を過ります。

でも、一番肝心なことは叱った後の、
叱られた側のアクションが重要でしょう。
叱った翌日に、価値が決まると松下幸之助氏も仰っています。

先に書いたとおり、
叱る側もそれなりの覚悟(意味)を持って叱っているわけです。
翌日に、「昨日は申し訳ありませんでした。」とか、
「こういう風に、変えましたので聞いていただけますか。」とか、
何らかのアクションが叱った人に見られなければ、がっかりします。

私は叱った後、叱った人のことが気になります。
叱ったことに対し、前向きである意識が見られた時、
嬉しくもありほっとします。

逆に、何も無かったら、
虚しい余韻が残りすっきりしません...。
このことは、誰でも叱った後に思うことではないでしょうか?

2007年1月29日 10:57 | いろいろ気づいたこと | トラックバック(0)

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