保険会社の予定利率引き下げ
標準利率の引き下げに伴い、各保険会社では一時払いや
短期払い終身保険の販売停止や、予定利率の引き下げ等の
対応が見え始めました。
予定利率が下がるということは、同じ保障でも保険料が上がって、
解約返戻金が減ってしまうことであり、
影響を顕著に受けると予想されているのが終身保険や年金保険、
養老保険等の貯蓄性の高い商品です。
さて、ここで終身保険のメリットをおさらいしてみましょう。
第一は、確実に残された家族に現金を引き継げることです。
そして、受取人を指定すれば、希望する人に確実にお金を遺せます...。
次に、相続税対策としてはどうでしょうか?
納税資金準備や非課税枠を活用した財産評価減等が上げられ、
契約者を子や孫にすれば生前贈与対策にも活用できます。
契約者ご自身のメリットに視点を置き換えて考えてみると、
老後の生活費の補填や介護費用に解約返戻金を充てることが
可能であること、及び、急にまとまったお金が必要になった際には、
契約者貸付を利用できること、が挙げられます。
最近では死亡保障だけではなく、三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)
保障や介護保障も備えた新しいタイプの終身保険が登場している点は
将来の不安を払拭する面で、決して見逃せません。
もし終身保険をご検討をされるなら、早めの対応をお薦めします。
保険会社が(予定利率引き下げ)対応後では、条件が変動するからです。